ノロウィルスに関する知識

<知って損なし!ノロウィルスを恐れずに美味しく牡蠣を食べる方法>

冬の時期になると「貝類を食べてノロウィルスになった!食中毒になった!」という話を耳にしますが、みなさんはノロウィルスがどうして起きるのか知っていますか?
ふくえいでは、相生市で育った美味しい牡蠣を召し上がっていただくために、ノロウィルスと食べ物の正しい知識をお客様にも知っていただきたいと思っております。

「ノロウィルスはどこからやってくるの!?」

多くの方は「貝類」に多く菌が存在していると思っている方が多いようですが、実は肉料理、サラダ類、お寿司、お刺身などの生もの、ケーキなど「消費期限が短く、加熱時間が短いもの」からもノロウィルスが発生する確率が高いのです。
また貝類は冬の時期になると出荷される数も多く、消費者の口へと運ばれる機会も増えるからです。
また食べ物だけでなく、空気感染(ノロウィルスに感染した人の嘔吐物や便からの感染)や調理器具、手洗いの怠りなどからの発生も多いのです。
貝類が生息している海には、人間の体内から発生した排便や嘔吐物、生活水が下水処理場へと運ばれます。その後それらは消毒・浄化がされてから川や海へと流れていきますが、処理しきれないウィルスはそのまま海に流れていきます。

  • アワビ、サザエなどの「巻貝」は、海藻類を餌とする。
  • 牡蠣、ホタテ、ハマグリ、しじみ、ムール貝などといった「二枚貝」は、海中に潜むプランクトンや微生物を餌とする。

1日におよそ200リットル以上の海水をこしているカキは、同じ海の中を浮遊している餌と一緒に、ノロウィルスも体内に取り込んでしまいます。

ノロウィルスは通常のアルコール除菌処理では死滅しないことがわかっています。そして二枚貝はそれらの餌を自らの体内(中腸腺)に凝縮して蓄積したまま生き続けているのです。
では、ある日そのような貝をあなたが食べたとします。貝は外に置いている状態では何の反応もおこしませんが、これを人が食べて一旦体の中に入ってしまうと腸管内でノロウィルスが増殖してしまうのです。
つまりノロウィルスの原因となる菌は、人間が体の中で作り上げているということなのです。
勿論、必ずしも貝類を食べたからノロウィルスにかかると言うわけではありません。生ものは「新鮮」なものに限りますし、きちんと丁寧に雑菌処理をされている、安全・安心な品質管理をされているというのも大きなポイントです。

ふくえいでは、より多くのお客様に美味しい牡蠣を召し上がっていただくために、自信のある商品を熟練の技を持つ牡蠣工房の職人たちに管理させているのです。
より安全に、美味しい時間をお愉しみいただくためにも、次の事に注意をしてお召し上がりください。

  • 冬場で気温が低いからといって、むやみに生ものを過剰摂取しない。
  • 「加熱用」と記載されているものは必ず火を十分に通す。
  • 「加熱用」カキは傷んでいると言うのは間違いです、菌が少ない清浄海域で採取されたか、されていないかの違いです。
  • 調理をする間には、手は勿論のこと調理器具や食事をする環境を衛生的に。
  • 牡蠣の中心部まできちんと火を通す。85℃で1分以上加熱。 (カキフライの場合は4〜5分以上は揚げる)
  • 元々体調が優れないときの貝類の摂取は避ける。
  • 当たり前ですが新鮮なものは新鮮なうちに。

カキの内臓(中腸腺)に濃縮され蓄積している菌は、殺菌した海水に20時間以上つけて滅菌処理を行っていますが、現在の技術では100%無菌にすることはまだ難しいとされています。

定期的にノロウィルス、腸炎ビブリオ、大腸菌、一般生菌数の検査を実施しています、こちらからどうぞ。
生食用で販売されている牡蠣でも、お子様や高齢者、体調の著しくない方、アレルギーのある方は、加熱してからお召し上がりください。

「もしノロウィルスにかかってしまったら!?」

症状
約12〜48時間の潜伏期間を経て症状が現れます。
激しい嘔吐、下痢、刺すようなチクチクとした腹痛、脱水症状、稀に38℃以上の高熱など、体力が消耗し七転八倒するような苦しみです。

対処方法
嘔吐や下痢も、とにかく出るものはできる限り出し切ってください。下痢を止めたいからと下痢止めの薬を飲んでしまうと、体内に菌が蓄積されてしまい、いつまでも悪いものを外に排出することができません。
また嘔吐による脱水症状も引き起こしてしまいますので、常温に近い水か白湯で水分補給を行ってください。
少しずつ症状が落ち着いてきて体を動かせるようになったら、すぐに病院へ行って診察を受けてください。ノロウィルスによる特効薬は現在のところありませんので、点滴を行うか吐き気を和らげる投薬を行ってもらうなど、個々の症状に合わせた処置をしてもらうことです。
普段健康な方の場合、1〜2日程度で体調が安定してきますが、高齢者や小さな子供の場合は抵抗力が弱いため、症状が長引くことがありますので早めの診察をおすすめします。

二次感染を防ぐには

ノロウィルスの感染力はあらゆる経路を使って広まります。
例えば、嘔吐物・排便からの空気感染、時には人体接触から起こることもあります。
嘔吐物等を処理する際には、手袋をはめ、マスクを装着し次亜塩素酸ナトリウムなどが入った除菌スプレーで清掃を行って下さい。
ノロウィルスは完治するまでに個人差はありますが、1〜2週間で落ち着きますが、免疫力が低下している場合などは1ヶ月程かかることもあります。

ノロウィルスについてお話をしましたが、これは二枚貝の習性だけに限らず、普段からの衛生的な調理環境づくりや、手洗いなども関連してくるということです。

ふくえいでは、相生市で育った新鮮な牡蠣を全国に向けて通信販売いたしております。美味しいものは旬な時期に堪能したいですよね。
安心・安全・旨い!をこれからも多くの方にお届けしてまいります。